keshigomu100’s diary

寒くなってきました...

【日記】カフェに行く

2023年11月12日日曜

カフェに来た。

そのカフェは、普段からよく利用しているところで、週末に来ることが多い。ここへ来る時は、大抵日曜日で前日の土曜日を引きこもって過ごした日が多い。理解されるかわかわからないが、カフェへ来ることは、私にとって非日常な行為で、休日を無駄に過ごすことで生まれる罪悪感のようなものを和らげてくれる。今日もそんな非日常を求めて足を運んだ。

 

自動ドアの正面に置かれた順番待ちリストへ名前を記入した。待っている間、適当に書きすぎた自分の名前が店員に伝わるか、不安に思ったが、2分ほどで店内に案内された。

 

案内してくれた店員は、20代前半の男性店員で、

甲高い声が印象的だった。

男性店員の接待は、マニュアルに真面目に従ったような感じで、大手チェーン店を感じた。

 

席に着くと、私はショコラケーキとカフェオレを注文した。本当は豆乳オーレが飲みたかったが、品切れとのこと。そうならそうと書いておいてくれよ、と思いつつ、こんなことで腹を立てるのは、子供っぽいよなと自分をなだめた。

 

注文を伝え終えるとすぐに本を取り出した。

今読んでいるのは、

西加奈子さんの「白いしるし」。

白いしるし (新潮文庫) | 西 加奈子 |本 | 通販 | Amazon

恋や失恋がテーマの作品で、重たい感じがいい。

 

しばらくすると飲み物と食べ物が来た。

普段から飲み食いしながら本を読むことが多いが、このときは、なぜか本とケーキ、カフェオレに申し訳なさを感じてやめた。

この感情がどこから来たのか考えて、

なんとなくロボットの人権の話と似ていると思った。しかし、会計を済ませるころには、私の頭の中は、本の物語で満たされていて、ケーキの甘さやカフェオレの香りは、すっかり忘れていた。

 

今日もカフェを満喫したと思った。

 

おわり

カフェ